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漫画市場で尾田栄一郎さんの人気漫画『ONE PIECE(ワンピース)』の好調ぶりが際立っている。単行本第64巻、今年2月 発売の最新65巻はともに初版400万部を記録。日本人の3%が読んでいる計算になる。一方で漫画雑誌の売り上げは低下傾向に歯止めがかからない。漫画単 行本の販売も減少気味だが、なぜこんなにも『ワンピース』だけが売れるのだろうか。22年に『ワンピース』第57巻(300万部)に記録を更新される以前は、国内の初版発行部数は『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(上・下)』(16 年、静山社)の290万セットが最高だった。漫画単行本では一昨年発売のNARUTO-ナルト-第54巻の初版160万部、同 年発売の『鋼(はがね)の錬金術師』第27巻の初版152万部が目立つ程度で、100万部を突破する漫画は極めて少 ない。関係者は「『ワンピース』のように初版で400万部という漫画は今後、出てこないのではないか」とみる。 昨年は新刊計4巻のほか既刊の増刷も含め、ワンピースだけで計4036万部を発行。国内の漫画単行本発行部数6億2048万部の6%余りを占めた。ONE PIECE展が開かれており連日、盛況が続いてい る。第66巻で、初版発行部数がさらに伸びるか、注目される。なぜ、ワンピースはこれほどまでに読まれるのか。評論家の宇野常寛さんは「主人公自身が強くなるというよりは、他者との関係性が強化されることで強 くなり目標に近づく、という横のつながりを強調している。努力・友情・勝利という少年漫画の王道である枠組みを崩さずに、横の関係性をここまで前面に出し ていることが大きい」と評価する。ワンピースでは物語が進むにつれて仲間が増え、仲間の協力で次々と困難を乗り越えていく。その過程はビジネスなど実生活でも参考になるようだ。ワンピースをどう仕事に生かすかという観点で書かれた関連本も多数、刊行されている。ルフィの仲間力を著した関西大の安田雪(ゆき)教授は「世の中の人が憧れる、確かな人間関係が作品に投影されているからこそ、ワン ピースは国民的な漫画になったのだとも言えます」と分析。ファンを公言する芸能人やスポーツ選手も多いが、組織やリーダーのあり方が読み取れるという点 も、人気の根底にあるようだ。ワンピースの主要な登場人物は海賊であり、国から追われる立場にあるが、国側が必ずしも正義とはかぎらないのも特徴といえる。海賊と国家権力が手を組むこともあるなど、現実の歴史をそれなりに反映させていることも物語に深みを与えている。ONE PIECE…主人公の少年ルフィが海賊となり、ひとつなぎの大秘宝「ワンピース」を探す海洋冒険漫画。ルフィの仲間「麦わらの一 味」は旅をしながら困難を乗り越え、成長していく。平成9年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載開始。テレビアニメや映画にもなり、作品は35以上の 国・地域で楽しまれている。驚異的な人気を誇るコミック『ONE PIECE』。芸能人にも熱烈な大ファンが数えきれないほどいる。ここでは、誰かに話したいONE PIECEトリビアを紹介しよう。 まず、ひとつ目。麦わらの一味には、魅力的なキャラクターが多く登場するが、そのうちのひとりにコックのサンジがいる。渦巻き眉毛だから、最初は「ナ ルト」という名前にする予定だったが、連載中のジャンプ誌上で、『NARUTO-ナルト-』という漫画が始まったため、サンジになったそう。ふたつ目。現在、65巻まで出ている単行本。実は、1巻と61巻の構図は一緒だ。これは61巻から物語が第二部に突入することを記念して作ったそう。1巻では小さい船にたった3人しか乗っていなかった一味も、61巻では、豪華な船に9人も乗船している。
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オンライン動画配信サービス「Hulu」を運営するフールージャパンは、テレビ東京とコンテンツ・パートナーシップを締結したことを発表した。 4月1日からテレビ東京のテレビドラマやアニメ作品がHuluで視聴できるようになる。なお、Huluで日本のテレビ局の番組を配信するのは今回が初め て。テレビ東京の配信コンテンツの第1弾として、「モテキ」「鈴木先生」「勇者ヨシヒコと魔王の城」などドラマ8作品を配信。アニメは過去の放送作品に加え 「イナズマイレブンGO」「ダンボール戦機」「咲-Saki-」「侵略!イカ娘」などを、テレビ東京での放送終了後にスピード配信するという。Huluは、ハリウッド映画や海外ドラマ、日本映画などが月額1480円で見放題になる有料動画サービス。動画はPCのほか、スマートフォン、スマートテレビ、ゲーム機、セットトップボックスなどで視聴できる。NTT西日本は3月21日、セットトップボックス「光BOX+」を3月22日から販売することを発表した。オンライン動画配信サービス「Hulu」 を運営するフールージャパンと協業することで、Huluが配信する映像も視聴できる。光BOX+は9240円にて西日本エリアで販売される。「光BOX+」はOSにAndroidを採用したセットトップボックスで、HDMIケーブルでテレビに接続して利用する。主なアプリケーションと して動画チャンネルを用意しており、ネット上にあふれる動画コンテンツを自動取得してテレビ向けに整理、リモコン操作で気軽に利用できるようにしている。 取得する動画はYouTubeの公式チャンネルで、スタート時には7ジャンル30チャンネルほどに分類される予定だ。チャンネルは今後、状況を見て増やし ていくという。またこの動画チャンネルとは別に、協業による映像サービスの提供も行う。今回発表された「Hulu」のほかにも、NTTぷららの「ひかりTV」なども提供予定となっており、それらのサービスの会員となればさまざまな映像コンテンツが視聴可能となる。ほかにも、提携したニュースサイトからの最新ニュースが表示されるニュースチャンネルが用意され、BGMとして「radiko」のラジオ音声を流すことが可能。メディア共有機能や印刷機能も搭載している。NTT西日本代表取締役副社長の村尾和俊氏は、「(フレッツ)光だけではビジネスチャンスが限られる。光からスマートフォン、そしてテレビにも広 げていきたい」とコメント。光BOX+を発表した背景には、700万ユーザーを擁するフレッツ光の加入者増加に力強さが無くなってきたことに加え、スマー トフォンの勢いとインターネット対応のスマートテレビがあるという。NTT西日本とフールージャパンの協業は、マルチデバイスによる新たな視聴体験を提供する目的で締結された。日本における「Hulu」は2011 年9月よりスタートし、月額1480円で動画が見放題というサービスを行っている。人気映画などの豊富な映像コンテンツのほか、マルチデバイスかつデバイ ス間のシームレス視聴も特徴としている。NTT西日本がイメージする利用シーンとしては、外出先などではタブレットなどでフレッツスポットによりHuluを楽しみ、途中で見るのをやめて も家に帰ってからは、フレッツ光による「光BOX+」にて大画面で視聴できるとともに、続きから再生するスタイルをイメージしている。Huluの対応デバイスについては、サービス当初からPCやスマートフォン、タブレットのほか、後にPS3やXbox 360のゲーム機でも見られるようになり拡大している。テレビに関してもスタート時から対応しているが、徐々に増えているものの一部のメーカーや上位機種 に限られているという。フールージャパン日本代表代行のジェイソン・リーキーナン氏は、今回の協業により新たなデバイスが増えたことを歓迎。特にネット対応テレビを所有 していない方には朗報とし「より多くの方々がテレビ画面でHuluをご覧いただけることを喜ばしく思います」と語った。またフールージャパンでコンテン ツ&アライアンス本部長を務める長澤一史氏は、対応デバイスを拡大していく中でPS3に対応した際には利用者が大きく伸びたが、それでもテレビでの視聴者 が限られているという。また利用者は最初シングルデバイスで視聴するが、徐々に多様なデバイスで視聴するようになる傾向があるという。「そういうなかで、 いかにテレビ画面で多くの方にHuluを見てもらえるかは課題としてあった」と協業にいたる経緯を語った。
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